半導体とスマートフォン

多種多様な産業で使われる金属製部品の防錆にもフッ素コーティング

緑色の基板

医療機器、自転車、家庭用厨房機器、エレクトロニクスなど、産業界では、製造している製品が違えば、独自の技術や素材が使用されている場合が多いです。一方、扱っている製品がまるで違うにも関わらず、共通して利用される技術や部品もあります。部品としては、ボルトやナット、ヒンジ、チェーンのような金属製部品がそれで、技術としてはフッ素コーティングがそのいい例と言えます。
金属製部品の性能が低下したり、寿命を縮めたりする要因として非常に大きなものが、湿気による錆びです。フッ素コーティングを施すと、強力なフッ素樹脂の被膜で表面が保護され、極めて優れた防湿効果を発揮します。製品を組み立てる場所や、完成した製品が使用される場所が高湿度の環境であっても、フッ素コーティングによって付与された防湿性のお陰で、金属製部品が錆びることなく、長期間にわたって本来の機能を果たすことが出来ます。また、フッ素コーティングには撥水撥油効果があるため、使用中に液体や油が部品にかかったとしても、部品表面のフッ素樹脂被膜がこれをすべてはじいてくれます。
どんなに精巧な最新式の機器も、金属製部品が簡単に錆びてしまうようでは、ベストなパフォーマンスを見せることはできません。フッ素コーティングは、防湿性と撥水撥油性という特性で、業種を問わず金属部品の品質向上に大きな貢献をしている技術と言えるでしょう。

フッ素コーティングによる撥水性で使い易いウェアに

スマートフォン

フッ素コーティングが施されているお陰で、水をはじくことが出来る衣服は市場に多く出回っています。レインウェアのような雨対策のための製品に限らず、一般のスーツやジャケットなどにも、撥水仕様の製品があります。フッ素コーティング技術を使って撥水効果を付与した衣服は、同時に防湿・防汚対策も出来ているため、通気性がよくて着心地が良い上に、汚れにくい。着る人にとっては、とても使い易い服と言えるでしょう。一般的な衣服に比べて、防湿や撥水撥油による防汚対策が、特に必要とされる特殊な目的のために作られるウェアもあります。手術着などの医療用ウェアやスポーツウェア…